top of page

【オススメプラグイン】ACQUA - Diamond - Lift 3 【前編】

  • 執筆者の写真: iso:R
    iso:R
  • 2021年7月10日
  • 読了時間: 2分

今回はDiamond Lift3を紹介します。


これはもはやチートです。

海外の複数のプロデューサー仲間から強くオススメされましたが、導入して即その理由が実感できました。

僕はマスタリングで最終段のリミッターの前に挿すことが多いです。

Mixは引き算だ!という作法に異論はありませんが、Diamond Lift3はプラス方向に使っても音が嫌味なく前面に出てきます。


過去の記事でクリッパーを紹介しましたが、これは単体のクリッパーではなく、Studio DMIのサウンドを再現すべく開発されたチャンネルストリップのようなものです。

特定のアウトボードのクローンではなく、複数の機器の組み合わせとのことです。


情報量が多いので、前後半に分けてお送りします。

今回はこんな感じ↓↓↓





目次








挿してみよう


挿しただけでちょっと音が変わります。

PluginDoctorで計測すると20Hz辺りからハイパスが入っているのでこれが要因でしょう。

ON





シグナルフロー


シグナルフローですが

見た目通り(左から)SATURATION→EQ→COMP→CLIPPERと信号が流れるのはROUTING CONTROL(RTGスライダー)で1を選択している場合です。

RTG



以下RTGスライダーの動作です。

1) Saturation/EQ/Comp/Clipper

2) Comp/Saturation/EQ/Clipper

3) Clipper/Comp/Saturation/EQ

4) Saturation/EQ/Clipper/Comp


用途に合わせて選択しましょう。






SATURATION

SAT

とてもシンプルです。

トグルスイッチでON/OFFを選択し、ノブで歪み量を決定するだけです。


倍音の出方を調べてみます。

まずONにしただけ、ノブが0%位置で2倍の倍音が出てきます。

SAT_0

50%

SAT_50

100%

SAT_100





EQ

EQ

EQセクションにはHP、LP、HI SHELF、LO SHELFがあります。



HPオン

HP

LPオン (前述したようにLIFT3を刺した時点で下が切れています)

LP



HI SHELF : スライダーで左から順にポイントを変えていきます。(+3)


ポジション1(左)

HI_1

ポジション2 (真ん中)

Hi_2

ポジション3 (右)

Hi_3



LO SHELF : スライダーで左から順にポイントを変えていきます。(+3)


ポジション1(左)

LO_1

ポジション2 (真ん中)

LO_2

ポジション3 (右)

LO_3

結構上の方まで持ち上がっていますね。






後編へ続く


近日中に後編を公開します。

後編はCOMPとCLIPPERを中心に解説します。

お楽しみに!


Comments


latest information by email

thx for subscribe!

bottom of page