「True Iron」おすすめのサチュレーター VST
- iso:R
- 2020年12月5日
- 読了時間: 2分

こんにちは、iso:Rです。
今回は「True Iron」というプラグインを紹介します。
いきなりですが、厳密にいうとサチュレーターではなくトランス(変圧器)エミュレーターです。
ですが、用途としてはサチュレーターと同じですし、得られる結果もサチュレーターに期待するものと一致します。
ですのであえてサチュレーターとして紹介してしまいます。
目次
①特徴
②操作方法 (動画有り)
③まとめ
①特徴
True IronはKAZROGからリリースされているトランスエミュレーターです。
テープエミュレーターやチューブエミュレーターは沢山出ていますが、トランスエミュレーターというのは珍しいですね。
とは言えこれらは倍音を付加することでキャラクターをつけるという点では同様のものなので、使用にあたってはあえて区別する必要はないと思います。
では全体像を見ていきましょう。


まずここでトランスのモデルを選びます。
マニュアルには「108Xは〜をモデリングしたものです。〜は…など過去の名機に使われており」的なことが書かれています。
個人的には先入観を持たずにそれぞれもモデルのキャラを把握したいのでこういった記述はあまり気にしないことにしています。

DNAスイッチはデフォルトでON(赤点灯)になっています。
OFFにすると「効率的なモデリング」ということで、要は軽さ重視のモードになると思われます。余程動作が重いということでなければON推奨です。

デフォルト5でモデルとなったハードウェアと一致。
上げると飽和した感じに。

GAINのような働きです。上げるほどに倍音が付加されていきます。

BOOSTにすると3dB上がります。
②操作方法 (動画有り)
さあでは実際に動画で音を聴いてみましょう。↓↓↓
以前紹介した「Gainstation」と比較しても面白いと思います。
参考記事↓
③まとめ
とても微妙な効果ではありますが、他のサチュレーターと組み合わせても面白そうです。
今回はバスに使っていますが、各トラックに挿していくことで全体としてmixにキャラを付けることも出来そうです。
今後も研究してみますね。
ありがとうございました!
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