今回はKazrog KClip 3をご紹介。
前回のStandardCLIPに続いてのクリッパープラグインです。
クリッパーについて
クリッパーはリミッターと比較して、ドラムなどのパンチを維持しつつピークを押さえることができます。
リミッターとの併用によってパンチと音圧の両立が実現しやすいです。
KAZROGとは
Kazrogのプラグインについては以前True Ironを紹介しました。
あまりメジャーなベンダーではないですが、とても良いものを作っています。
KClip 3の特徴
StandardCLIPとの比較におけるKCLIPの特徴としてはマルチバンドモードの搭載と幅広い8つのモードが挙げられます。
マルチバンドは4バンドそれぞれに異なるモードを選択できるなど、OzoneのExciterに似た操作体系です。
モードについて
マスターバスに使用するならSmoothかCrisp 、ソースによってはBroken Speaker も面白いです。
その他のTube 、Tape、Germanium、Silicon、Guitar Ampについてはトラック単位での積極的な音作り向きな感じです。
まとめ
あくまでもiso:Rの主観ですが、ファーストチョイスにStandardCLIPを構えた上でKClipを用意すると、バリエーションが増えて幸せになれると思います。